くらいんぐみゅーじあむ | Chim↑Pom from Smappa!Group

--- Project Index: BENTEN 2024BENTEN 2024 2024
ナラッキーNa-Lucky 2023
DOBUROKGEOLLIDOBUROKGEOLLI 2022
いつのことだか思いだしてごらんいつのことだか思いだしてごらん 2022
改名Name Change 2022
くらいんぐみゅーじあむCrying Museum 2022
SUNSUN 2022
はい、こんにちは Hello There 2020
May, 2020, TokyoMay, 2020, Tokyo 2020
A Drunk PandemicA Drunk Pandemic 2019
にんげんレストランNingen restaurant 2018
道Street 2017-
The other side 2017
Scrap & Build 2 2017
Scrap & Build 2016
Don't Follow The Wind initiated by Chim↑Pom 2015-
堪え難きを耐え↑忍び難きを忍ぶ10th ANNIVERSARY EXHIBITION 2015
金三昧KANE-ZANMAI 2014-
パラドックスPARADOX 2014
LOVE IS OVER 2014
マッドエリイMAD ELLIE 2013-
GARBAGE 2012-
PAVILION 2012-
REAL TIMES 2011
パズルPUZZLE 2011,2014-
IMAGINEIMAGINE 2010
BLACK OF DEATH 2008,2013
広島HIROSHIMA 2008-
日本のアートは10年おくれている世界のアートは7,8年おくれているJAPANESE ART IS 10 YEARS BEHIND, AND ART OF THE WORLD IS 7 OR 8 YEARS BEHIND. 2008
友情か友喰いか友倒れかBecoming Friends, Eating Each Other or Falling Down Together 2008
TPA 2007
サンキューセレブプロジェクト・アイムボカンTHANK YOU CELEB PROJECT "I'M BOKAN" 2007
ともだちTOMODACHI 2007
オレオレORE-ORE 2007
エロキテルEROKITEL 2007-
スーパーラットSUPER RAT 2006-
BODY 2005-

--- Overview　open/close: 2022年、Chim↑Pomのメンバーと同世代の子育て事情から着想を得たプロジェクト。クラウドファンディングで支援を募り、森美術館「Chim↑Pom展：ハッピースプリング」のためのプロジェクトとして会場内に保育士を常駐した託児所を開設。より多くの子育て中の人が気軽に美術館を訪れることができるようになることを目指した。また、通常、静かにしていなければいけないという美術館内に子どもの居場所をつくりだし、泣き声を許容できる環境づくりへの課題解決を促した。

クラウドファンディング特設サイト（終了）

【作家ステイトメント】

こんにちは、エリイです。

私が赤ん坊を産んで、半年程過ぎたころでしょうか。美術館でメンバーと一緒に展覧会を拝見していました。暫く経つと赤ん坊が泣き始めます。私は展示室の端に置いてあった監視員用の椅子に座って、服の中に赤ん坊を入れて授乳をしました。

メンバーは赤ん坊と関わっていく中で、子育てが日常へ介入していない事実を目の当たりにします。

個展の中で託児所を作るという案が浮かんだ時に、Chim↑Pomスタジオのスタッフのなおちゃんはラインをくれました。

「良いことだし必要だと思います！赤ちゃんいると展覧会じっくり見れなかったり、少し騒いだだけで監視員に目つけられて居場所なくなるので、私はもう怖くてワンオペじゃ億劫で展覧会行けないです笑。子連れの人はみんな欲してるのでは….。あと、赤ちゃん連れが気にせずに展覧会鑑賞できる日時を設けたりしてるところもありますね。というか他の美術館が色々やってるのに森美で託児所無しっておかしいですね….。子連れに優しくない….」。

駅にはそもそもエレベーターが無かったり、あったとしても乗るためには駅の反対側まで行かないといけなかったり。10秒でもいいから、抱っこをしていてもらいたい。トイレに行きたい。自分のまるごとの時間として展覧会を観るなんて、不可能ではないのか。

そして、当の子どもだって背伸びしても展示台の作品には届かなかったり、触るなって言われたり。作品は見せたいけど。

「くらいんぐみゅーじあむ」は

美術館の泣き声。泣いたってかまいやしないよ、だって子どもだもの。鑑賞者はこの声を聴くことになるでしょう。すべからくこの世の関係者、誰もが全員、初めは赤ん坊だったし子どもだった。あなたも、私も、虫も木も。

森美術館で展覧会をやるというと潤沢に資金があると思われがちですが、そんな事はありません。集まった金額によって託児所を開ける日数が変わってきます。毎日開けたいです。

初めてのクラファンですが、やった事がないことをやるのはワクワクもします。どうぞよろしくお願いします！
This project was inspired by the child-rearing situation surrounding Chim↑Pom members as well as people of the same generation in 2022. We crowdfunded and set up a day-care center with full-time childcare staff in the venue as an art project for the Chim↑Pom: Happy Spring exhibition at the Mori Art Museum. The goal was to make it possible for more people with children to casually visit the museum and appreciate art. We also hoped to creatively create a place for children to stay and provide an opportunity for all of us to think about the issues around developing a childcare-friendly environment.

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Installation view

くらいんぐみゅーじあむCrying Museum
2022 託児施設、ほか、サイズ可変
展示風景:「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」森美術館(東京)2022年
撮影：森田兼次
画像提供：森美術館2022 Day nursery, others, Dimensions variable
Installation view: Chim↑Pom: Happy Spring, Mori Art Museum, Tokyo, 2022
Photo: Kenji Morita
Photo courtesy: Mori Art Museum, Tokyo
くらいんぐみゅーじあむCrying Museum
2022 託児施設、ほか、サイズ可変
展示風景:「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」森美術館(東京)2022年
撮影：森田兼次
画像提供：森美術館2022 Day nursery, others, Dimensions variable
Installation view: Chim↑Pom: Happy Spring, Mori Art Museum, Tokyo, 2022
Photo: Kenji Morita
Photo courtesy: Mori Art Museum, Tokyo
くらいんぐみゅーじあむCrying Museum
2022 託児施設、ほか、サイズ可変
展示風景:「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」森美術館(東京)2022年
撮影：森田兼次
画像提供：森美術館2022 Day nursery, others, Dimensions variable
Installation view: Chim↑Pom: Happy Spring, Mori Art Museum, Tokyo, 2022
Photo: Kenji Morita
Photo courtesy: Mori Art Museum, Tokyo
くらいんぐみゅーじあむCrying Museum
2022 託児施設、ほか、サイズ可変
展示風景:「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」森美術館(東京)2022年
撮影：森田兼次
画像提供：森美術館2022 Day nursery, others, Dimensions variable
Installation view: Chim↑Pom: Happy Spring, Mori Art Museum, Tokyo, 2022
Photo: Kenji Morita
Photo courtesy: Mori Art Museum, Tokyo